株式会社 桑野設計

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2021/12/1
気づきをふたたび!新入社員がフォローアップ研修に参加しました

2021年も、残すところあと1か月。

街のイルミネーションもますます賑わい、なんだかワクワクするような、どこかソワソワするような。今年、新しく社会にデビューされた皆さんにとっては、大きな変化が訪れた一年だったのではないでしょうか。

そんな日々を振り返るべく、入社して半年後の10月に桑野設計の新入社員2名が、大分県中小企業家同好会が行うWEBフォローアップ研修会に参加しました。

まず一人目は、「真似るのは学ぶことの第一歩だと気づきました」と笑顔で話してくれた機械設備部の髙橋さん。

4月の新入社員研修で学んだ、社会人としてのビジネスマナーや言葉づかいなどを再確認できた研修だったそうです。また、オンラインでのグループ討論もあり、「異業種の企業から参加した同世代のメンバーたちと交流できたことが新鮮で、同じ会社ではないけれど同期としての視野が広がったように思いました」と研修を振り返ってくれました。

そのなかでいちばん印象的だったのは、「まずは他人から学ぶのを恐れないこと」という他社の経営者から新入社員に向けてのアドバイスだったのだそう。「真似をするのはぜんぜん恥ずかしいことではないし、そこから自分のモノにしてステップアップしていくことが大事だとおっしゃっていました。その発想はまったく自分の中にはなかったので、目が覚めるような思いでした」とのこと。

それからは先輩たちが描いた図面を参考にするときは、なぜこういう設計をしたのかを想像するようになったそうです。「なぜ先輩がこの設計をしたのか考えて、まずはその考え方を真似しています。その上で、今回の場合はこう設計するほうが良いかもしれない、と考えることを心がけています。その繰り返しが自分の“理解”にもつながるし、図面の中の隠れた前提や制限を探し出して、与えられた条件の中で最良の設計を考えることはナゾトキのようで、すごく面白いです(笑)」と、設備設計の奥深さにますます魅力を感じている様子でした。


そしてもうひとり、電気設備部の佐藤さんは、グループ討論でのアドバイスのおかげで自分から行動することに挑戦できるようになったそう。

「研修を受けた頃は電話対応に苦手意識があって、どうしたら上手くできるかアドバイスを求めました。そのとき「何回も電話に出て、失敗することだ。失礼があってはいけないけれど、失敗を恐れたままでは何も変わらない。失敗してもいいんだよ」という言葉に勇気をもらい、いまでは進んで電話応対にチャレンジできるようになりました」と話してくれました。

そんな佐藤さんが桑野設計に入社したのは、学んでいた専門学校での企業説明会がきっかけだったそうで、「桑野設計で描いた図面は10人が見たら10人とも同じ理解をする、誰もがわかる図面を目指している、というお話を聞いたときに、一つひとつ丁寧に仕事と向き合う会社の真摯さを感じました」と桑野設計との出会いを振り返ってくれました。今でも先輩に1つ質問したら、5個も10個も説明が返ってくるそうです。「先輩方は一つのことに対しての説明や表現のバリエーションをいくつも持っていて、それこそが「誰もがわかる図面を目指す」ことを実践している証だと思います。知識はもちろん技術とキャリアを積み重ねた先輩方の引き出しの多さと、私たち後輩へも丁寧に向き合ってくださる姿勢は、あらためて学ぶべきところがたくさんあると感じています」と佐藤さん。

それぞれに気づき、学びを深めたフォロー研修では、仕事に対する前向きなモチベーションが高まったおふたり。

すこしずつ出来ることを増やしながら、設計技術者として成長していく二人の未来が楽しみです。

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